医療機関で発行された処方せんを、調剤薬局へ持って行き受付を済ませます。薬剤師は、処方せんの内容、患者さんの情報に間違いがないかを確認します。

処方せんの内容と薬歴（服用している薬の名前・量・日数などの記録）を確認します。この時に、アレルギーやお薬の副作用歴などもチェックします。不明な点などがあれば、処方した医師に問い合わせます。患者さまへ症状についてお聞きすることもあります。

処方せんの内容に従い、お薬を作ります。調合の必要な粉薬を計量して混ぜたり、お年寄りや子どもが飲みやすいように1回分ずつ分小分けにしたり、粉砕することもあります。

処方せん通りに正しくできているか、調剤を行った人ではなく別のスタッフが確認します。薬歴と照合し、再度チェックを行い、患者さまにお渡しするお薬に間違いがないか、確認します。

患者さまの症状をお聞きしながら、その患者さんに合ったお薬の飲み方を説明します。合わせて、薬の効果や注意事項なども説明します。わからないことや不安なことがありましたら、なんでもご相談ください。

患者さまが服用している薬の内容、副作用歴、アレルギーや説明した内容を毎回記録しています。患者さまの治療経過や今後の服薬指導の参考になります。